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おしっこで携帯電話を充電可能に?−Bristol Robotics Laboratory による微生物電池開発プロジェクト

Bristol Robotics Laboratory のトイレには、「尿収集実施中」の貼り紙がある。尿による発電システムの開発に必要な尿を収集するためだ
英国西イングランド大学(University of the West of England:UWE Bristol)と英国ブリストル大学(University of Bristol)による共同プロジェクト「Bristol Robotics Laboratory」は7月16日、尿を利用した発電方法を開発していると発表した。

UWE Bristol の Ioannis Leropoulos 博士は、今回のプロジェクトを次のように説明している。

「尿を利用して発電するという、これまで誰も思いつかなかった世界初のエキサイティングな発見に、我々はとても興奮している。究極の不要物を発電のパワーソースにするというのは、究極のエコだと言えるだろう」

Leropoulos 博士は、尿による発電は風力発電や太陽光発電よりも優れていると語る。

「このシステムの長所は、気まぐれな性質を持つ風や太陽に依存しないという点にある。尿であれば、安定的に入手することが可能だからだ
Leropoulos 博士の研究では、発電に「微生物燃料電池」を利用する。この燃料電池の内部には微生物が生息しており、"燃料"を食べた際に電気を発生させるという。その"燃料"として特に優れているのが、尿なのだそうだ。

Leropoulos 博士はすでに、尿を利用した発電で、Samsung 製スマートフォンの充電に成功している。

「現時点で我々は、微生物燃料電池で SMS メッセージや Web サイトのブラウズ、それに短い通話が可能なレベルの充電に成功している。モバイルフォンでの通話は最もエネルギーが必要だが、我々はより長い通話が可能なレベルのバッテリーチャージを目指している。コンセプトはすでに実証済みで、これが機能することは間違いない。あとはプロセスを進化・洗練させて、微生物燃料電池によるバッテリーのフルチャージを実現したい」

Leropoulos 博士は今後、家庭のバスルームを、尿で発電する「スマートトイレ」にし、モバイルフォンの充電だけでなく、シャワーや照明、電気カミソリの利用に必要な電力を尿によって賄えるようにしたいと述べている。

「我々は現在、スマートトイレ開発のため、米国と南アフリカのパートナーとともに、資金の調達を行っている。今後も、この分野に注目して頂きたい
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