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これなら絶対に起きられる!? 「世界一腹が立つ目覚まし時計」
その目覚まし時計に「スヌーズ」ボタンは無い。コンセントを抜いても、電池で動く。起床時間が近づいたら、もうリセットすることができない。世界一腹が立つ目覚まし時計と言えそうだ。
この目覚まし時計、いったん作動をはじめたら、寝床から出て、台所か風呂場へ行き、電話のような形式のキーパッドに日付を入力しなければ止めることができない。大きな「ディン・ディン」の音は、ホテルの客が怒ってコンシェルジュを呼ぶベルを叩くようなイメージで制作された。
これを発明したのは、ホーボーケン在住の25歳のエンジニア、ポール・サミュットさんだ。彼は日中、近くのスティーブンス工科大学で、水中用ロボットおよび輸送手段を組み立て、研究している。
彼は大学卒業後、毎朝起きて時間通りに働くのが難しいことに気づいて、目覚まし時計の開発に着手した。
「僕は、前の晩に起きたいと思った時間に必ず起きざるを得なくさせるものを作りたかったのです。どうすればいいのかを考えて、高校時代には完璧な解決法があったことを思い出しました。すなわち母親です。彼女がどうやって起きるべき時間に僕を寝床から追い出していたかを考えました」と、彼は語った。
彼は空き時間にプロトタイプを制作し、毎日使ってみた。
「いまは目覚まし時計が鳴り始める前に目が覚めます。無意識のうちにそれを恐れていて、起きなければいけないことがわかっているのです」
彼は友達に目覚まし時計を販売してはどうかと提案され、デモンストレーション用のビデオを制作して、資金調達サイト「kickstarter.com」で公開した。創造的なアイデアへの投資を、広く一般から募るサイトだ。
「1ヶ月半で15万ドル以上が集まり、現在400以上の注文が来ています」と彼は語った。
彼は会社を設立し、夏の終わりまでにすべての注文に対応しようとしているところだ。
寝床から出ずに目覚まし時計を止める方法がひとつだけある、と彼は言う。
「叩きつぶせばいいのです」とのことだが、一個350ドルということを考えると、ずいぶん高くつく寝坊だといえよう。
春眠暁を覚えず
寝たら忘れた
ボケ オヤジ
<豆知識>
《孟浩然「春暁」から》春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。
この目覚まし時計、いったん作動をはじめたら、寝床から出て、台所か風呂場へ行き、電話のような形式のキーパッドに日付を入力しなければ止めることができない。大きな「ディン・ディン」の音は、ホテルの客が怒ってコンシェルジュを呼ぶベルを叩くようなイメージで制作された。
これを発明したのは、ホーボーケン在住の25歳のエンジニア、ポール・サミュットさんだ。彼は日中、近くのスティーブンス工科大学で、水中用ロボットおよび輸送手段を組み立て、研究している。
彼は大学卒業後、毎朝起きて時間通りに働くのが難しいことに気づいて、目覚まし時計の開発に着手した。
「僕は、前の晩に起きたいと思った時間に必ず起きざるを得なくさせるものを作りたかったのです。どうすればいいのかを考えて、高校時代には完璧な解決法があったことを思い出しました。すなわち母親です。彼女がどうやって起きるべき時間に僕を寝床から追い出していたかを考えました」と、彼は語った。
彼は空き時間にプロトタイプを制作し、毎日使ってみた。
「いまは目覚まし時計が鳴り始める前に目が覚めます。無意識のうちにそれを恐れていて、起きなければいけないことがわかっているのです」
彼は友達に目覚まし時計を販売してはどうかと提案され、デモンストレーション用のビデオを制作して、資金調達サイト「kickstarter.com」で公開した。創造的なアイデアへの投資を、広く一般から募るサイトだ。
「1ヶ月半で15万ドル以上が集まり、現在400以上の注文が来ています」と彼は語った。
彼は会社を設立し、夏の終わりまでにすべての注文に対応しようとしているところだ。
寝床から出ずに目覚まし時計を止める方法がひとつだけある、と彼は言う。
「叩きつぶせばいいのです」とのことだが、一個350ドルということを考えると、ずいぶん高くつく寝坊だといえよう。
春眠暁を覚えず
寝たら忘れた
ボケ オヤジ
<豆知識>
《孟浩然「春暁」から》春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。